2012年2月22日水曜日

耐震補強+リノベーション

こんにちは、大原です。

今年の秋から工事する予定の「耐震補強+リノベーション工事」。
本日、耐震診断にお伺いしました。

基礎・筋交い等を床下に潜って調査

昨年の大きな地震の影響もあり、当社への耐震補強工事のご依頼も増えてきています。
高知市内のこちらの現場は、既に、他の住宅会社で耐震の「一般診断」を行っていましたが、
今回、フクヤ建設でより詳細な耐震補強の計画をすすめていくことになり、
当社の耐震診断士による「精密診断」を行いました。

押入の天井から1Fの天井裏に入って調査

2階建て 木造住宅の、「1Fの床下」、「1Fの天井裏」、「2Fの天井裏」に入り、
基礎や構造材の状況や、耐力壁となる「筋交い」が、既存図面どおりに
設置されているかを確認します。


耐力壁とは、建築物が地震や風などの力(横からの力)に抵抗する能力をもつ壁のことを示し、
古い建物は、この耐力壁が無かったり、適切に施工されていないことが多く、
地震の力で建物が大きく揺れ、最悪の場合は倒壊してしまいます。

特に、新耐震基準が設けられる前、昭和56年5月31日以前の建物は、
耐震診断の結果、基準に満たない場合、
改修にかかる費用に対して一定の補助金が受けられますので、

古い木造住宅にお住まいで、耐震性が心配な方は、私どもに一度ご相談ください。


こちらの現場では、これまで「一般診断」の結果を元に間取りのPLANを作成してきましたが、
今回の「精密診断」の結果を元に、最終的な耐震補強計画を進めていくことになります。

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