おはようございます、片田です。
更新が遅れてしまい申し訳ございません。
今回は、1月に行われた住まい塾VOL.1[結露と健康編]のおさらいをしたいと思います。
結露とは:屋内外の温度差によって窓や壁などに水滴が生じること
特に住宅において、寒い冬にいたるところで目にする自然現象です。
結露には、窓の周りなど目に見える表面結露と、
目に見えない内部結露の2種類があります。
内部結露のもっとも怖い点は、内部結露が起こっても「分からない」ことです。
知らないうちに家の土台や柱など木材の腐敗が始まり、シロアリやカビなどが発生することがあります。
知らないうちに家の土台や柱など木材の腐敗が始まり、シロアリやカビなどが発生することがあります。
内部結露は住宅の寿命と、住む人の健康に重大な影響を与えます。
[壁の中の結露は外壁材を剥がさない限り分からない…?]
実際に、内部結露を起こしてしまった住宅の被害を見てみましょう。
写真提供:FPコーポレーション |
写真提供:FPコーポレーションせっかく建てた家が、20年前後で こんな風にボロボロなってしまうと困ります。 |
[結露が引き起こす健康被害]
カビは梅雨時期に発生すると思っている人が多くいますが、 実は冬にも梅雨時期に劣らないくらいカビやダニが発生します。 |
結露は、住宅を腐らせる元凶となるばかりではなく、カビやダニを発生する原因となって健康をむしばみます。
小児喘息や、アトピー性皮膚炎から子ども達を守るためにも、
アレルゲンとなるカビやダニの繁殖を根本から絶ち、結露の発生しない住環境をつくることが大切です。
では、結露を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
次回、結露の防止方法と、断熱と健康のつながりについてお話をしたいと思います。